魔界の塔

タイトルに惹かれて購入した「魔界の塔」。
作家は山田悠介先生。
若い人達にかなり人気がある作家さんみたいですね。
映画化された「リアル鬼ごっこ」でデビューして、まだ29歳ですね、若いです．．．

現実的にはありえないような事件というかゲームというか、作品の内容はそういうシチュエーションが非常に多いですね。
ホラー作品もあったりしますが、内容がほぼありえないので、気楽な気持ちで読むことが出来ます。


ゲームをプレイした人達が次々に倒れていき、主人公がその謎に挑んでいきます。
「最後のボスを絶対に倒せないRPG」、途中で終わったゲームの画面には「お前も、石にしてやるわ」というメッセージ。
一応ゲーム世代の私としては、シチュエーションはすんなり理解することが出来ました。
ちょっとだけですが、ホラーっぽい要素もあったりして、面白かったですね。
この作品は231ページと短く、スピード感もあるので一気に読んでしまいました。

この作家の作品は何冊か読んでいますが、まだまだ読んでいないものがあります。
ホラーものは避けようと思いますが、それ以外の作品はこれからも読んでいこうと思います。