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モノレールねこ [加納朋子]

タイトルとネット書店のレビューに惹かれて購入した「モノレールねこ」。
作家は加納朋子先生です。
Wikipediaの小説家一覧で作家の名前を知りました。
内容情報やレビューを読んでいるとどれも面白そうな作品ばかりです。

「モノレールねこ」は日常のちょっとしたことを舞台にした8編からなる短編集です。
どの作品も妙にほっこりとした気持ちにさせてくれます。


この作家の作品を読むのはこの作品が初めて。
初めてにしてはとても良い作品を選んだなと思います。
個人的には表題作の「モノレールねこ」と最後の「バルタン最後の日」がお気に入りです。
「バルタン最期の日」は、意表をついたザリガニ目線の作品です。
実はこの作品を読んでいる間に、不覚にも泣いてしまいました。

なかなかこういう作品を読まない私にとっては新鮮な感動でしたね。
これ以降、まだ他の作品は購入していませんが、他の作品も読んでみたいと思っています。
また感動する作品に出会えるといいなと思います。




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