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フラン学園会計探偵クラブ [山田真哉]

以前に紹介した「女子大生会計士の事件簿」の後継である「フラン学園会計探偵クラブ」。
作家は山田真哉先生です。
舞台は「女子大生会計士の事件簿」から3年後。
今回のシリーズでは企業会計ではなく、財務会計、いわゆる税金。
高校の簿記部が主人公で、「女子大生会計士の事件簿」の藤原萌実も登場します。

「フラン学園会計探偵クラブ」は、私立芙藍(フラン)学園の簿記部が主人公。
第1巻は確定申告書をテーマに会計探偵クラブの活躍が描かれています。


この「フラン学園会計探偵クラブ」、第1巻のタイトルに「Report.1」と書いてあることから最初からシリーズ化される前提になっています。
著者もあとがきで第2巻の刊行を予告するようなことを書いています。
「女子大生会計士の事件簿」と同様に会計に絡む話ですが、今回はより身近な税金の話ということで、企業会計がテーマだった全作よりも理解しやすい内容になっています。
それでもやはり一般的に言えば難しいジャンルになるんでしょうか。
著者も現役公認会計士ですし。

250ページ弱というページ数はあいかわらず。
話の内容は難しいですが、会話メインの構成ということもあり、すぐに読めてしまいました。
「会計」というだけでひいてしまう人にはあまり面白くないかもしれませんが、個人的にはそれほどでもないのでそれなりに楽しめました。


今後どのようなペースで刊行されていくんでしょうか?
本職は公認会計士だと思うので、そんなに次から次へと出すというのは無理だと思いますが、次が出たらやっぱり即購入してしまうと思います。




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