サイコセラピスト探偵 波田煌子

「タイムスリップ」シリーズを読んで作家に興味を持ち、シリーズものということで購入したのが「サイコセラピスト探偵　波田煌子」シリーズ。
作家は覆面作家である鯨統一郎先生です。

第1作、「なみだ研究所にようこそ！」が新書版で刊行されたのが2001年。
この作品で主人公、サイコセラピスト探偵の波田煌子は、「なみだ研究所」というメンタル・クリニックを開業していました。
第2作、「なみだ特捜班におまかせ！」では警察組織の中でプロファイラーとして活躍、第3作、「なみだ学習塾をよろしく！」では学習塾の講師として生徒を指導．．．
1冊毎に仕事が変わる不思議な主人公です。
そして、第4作、「蒼い月　なみだ事件簿にさようなら！」では再び警察へ。

シリーズ3作目までは既に文庫版が刊行されていて、私もここまでは既に読破済みです。
第4作は2008年に新書版が刊行されていて、文庫化ペースは3年くらいなので、おそらく今年中には文庫化されるんじゃないかと思っています。
内容は軽い推理物という感じで、主人公のキャラが少々うざい感じ。
途中から読むのが辛くなりました．．．

今年出るかもしれない第4作。
この作品でどうやら完結するようですが、主人公が一緒なだけでストーリーもサブキャラも繋がっていないシリーズもの。
完結、と言われても購入するかどうかは微妙な感じですね～。