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エクサバイト [服部真澄]

本屋さんに新刊として平積みになっていて、裏表紙の内容を読んで購入した「エクサバイト」。
作家は服部真澄先生。
「龍の契り」という作品で直木賞候補になったそうです。
私はこの作品で始めて名前を知りました。

2025年。
体内に埋め込む超小型記録メディア「ヴィジブル・ユニット」の定着と共に大成功を収めた映像プロデューサー。
「エクサバイト商會」会長から新ビジネスを持ちかけられるが、ある企業が突如ライバルとして介入してきて、事態は思わぬ展開に...

「エクサバイト」。
これはデータの量を表す単位で、1エクサバイト=百万テラバイト=十億ギガバイトだそうです。
私はテラバイトまでは知ってましたが、その上は知りませんでしたね。
とにかくすごい容量ってことですね。

この作品で登場する「ヴィジブル・ユニット」なるもの。
カメラは視線とほぼリンクした範囲の画像を捉え、体内に埋め込まれた端末に記録していきます。
メモリは15テラバイト。
一人の人間が、自分の見聞きしたものの全てを一生分記録しても十分ゆとりのある容量。
自分の日常が全て記録される。
食事や人との会話、もちろんトイレなども。
...嫌ですね、正直。
でも進化の早い世の中。
本当に2025年頃にはそんな世の中になるんでしょうかね~?

さて、作品の内容ですが...よく理解出来ませんでした。
あまり想像出来ない設定なのと、人物と企業、全体の相関図が頭の中で描けず、ストーリーが理解出来ないまま、いつの間にか読み終わったという感じです。
面白そうだと思ったんですけどね~。
なんだか消化不良でした。

この作家さん、他にもいくつか作品が刊行されていますが、正直他の作品を読みたいとまでは感じていません。
作品のジャンルもバラバラのようで、今度新刊が出ても購入する気にはならないと思います。




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