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かめ探偵K [北野勇作]

不思議な雰囲気の表紙に惹かれて手に取った「かめ探偵K」。
かめが探偵!?
ちょっと意味が分かりませんでした。
作家は北野勇作先生。
過去の作品ラインナップを見てみると、動物を題材にした作品がかなり多いですね。

街はずれに、寂れた博物館が建っていました。
なんの変哲もない建物ですが、その屋根裏部屋には、亀が住んでいるのです。
部屋の扉には、クレヨンでこう書かれています。

「かめ探偵K」

かめ探偵Kの仕事は3つ。
1つめは「甲羅干し」。
2つめは「かめ体操」。
そして3つめが「謎解き」。
依頼人が持ち込んでくる奇想天外な謎を、かめ探偵Kは甲羅の中で推理していきます。

この作品はメディアワークス文庫というところから刊行されています。
少しライトノベルっぽい作品が多いですが、読みやすい感じの作品が多そうで、いくつかの作品を既に購入済みです。

「かめ探偵K」は自宅読みだったのですが、1つの章が短めで、1日1章から数章ずつ読んで、数日で読み終わりました。
読み終わってもやっぱり意味が分かりませんでしたね。
かめを探偵にする必要はないんじゃないかなという感じのストーリーでした。
推理と言っても内容はかなり軽く、現代とは違う世界の物語という感じになっていて、ファンタジー的な物語でした。

この作家の作品は他には読んだことがありません。
以前は購入候補リストにあげていたのですが、今は1冊も入れていません。
まあ、なかなか本屋さんで見かけないということもありますが...




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