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ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 [竜騎士07]

「いくぜ!星海社」と銘打って、2011年1月に創刊した星海社文庫。
以前に紹介した「Fate/Zero」と同時刊行されたのが「ひぐらしのなく頃に」です。
第一話の「鬼隠し編」は上下巻になっており、1月と2月に刊行されました。
作家は竜騎士07先生。
ゲームのシナリオライター、小説家、漫画の原作者などといろいろと肩書きを持っています。


昭和五十八年。
のどかな雛見沢村に伝わる秘祭・綿流しに潜む決して犯してはならない禁忌に触れたとき、転校生・前原圭一の「日常」は「非日常」の惨劇(ミステリー)に一瞬にして染まっていく...


上巻は、まだプロローグという感じで、これからどういうふうにストーリーが展開していくんだろう、と期待感がある感じでした。
主要な登場人物、主人公とその周りの友達の会話がライトノベルっぽかったですね。
「正解率1%のミステリー!推理は可能か、不可能か?」というほどでもなかったかな。
読みやすいのでサクサク読めてしまいましたが、下巻への期待はありました。


昭和五十八年。
雛見沢の連続怪死事件に終わりはなかった。
村人が恐れ敬う「オヤシロさま」の祟り。
「鬼隠し」の惨劇は今年も二人の犠牲者を出し、転校生・前原圭一に襲いかかる!


物語の後半。
徐々に不可解な展開になっていき、ちょっと怪奇的な感じがしてきました。
これは自宅読みしていたのですが、夜中に読んでいてちょっとゾクっとしましたね。
日常の恐ろしさというか、人間の本性の恐ろしさというか、そういう感じですかね。
ストーリーは最後に向けてスピード感が増して、最後は一気読みでしたね。
ちょっと怖かったけど面白かったですね。

この作品は現在、第四話まで刊行されています。
第二話、第三話は上下巻、第四話は1冊です。
第×話とあるので話が繋がっているように思うのですが、どうやら一話毎にストーリーがリセットされるみたいですね。
登場人物や舞台は同じなのに、新たなストーリーとして成り立っているようです。
既に第四話まで購入済みで、現在は第二話の下巻を読んでいます。
読み終わるまでもう少しかかりそうですが、今のところ第一話ほどのゾクゾク感はありません。
これからどうなるのか楽しみですね。


 

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