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鼓笛隊の襲来 [三崎亜記]

「となり町戦争」で興味を持った作家、三崎亜記先生の作品、「鼓笛隊の襲来」。
2008年3月に単行本で刊行され、2011年2月に文庫化されました。
集英社文庫の「ナツイチ2011」を機に購入しました。

赤道上に発生した戦後最大規模の鼓笛隊が、勢力を拡大しながら列島に上陸する。
直撃を恐れた住民は避難を開始するが、「わたし」は義母とともに自宅で一夜を過ごすことにした。
やがて響き始めたのは、心の奥底まで揺らす悪夢のような行進曲で...

この作品は、表題作の「鼓笛隊の襲来」を含め、9編ならなる短編集です。
1編ずつが短いお話なので、自宅読みで1日1話読むのにぴったりです。
不思議な内容の「鼓笛隊の襲来」をはじめ、それぞれまあまあ面白かったです。
発想が面白いですね。
個人的には最初に読んだ「となり町戦争」より面白かったですね。

これで2冊目ですが、他の作品も読んでみたいと思っています。
内容紹介を読む限りではまだまだ面白そうな作品がありそうです。
現在3冊目をどれにするか検討中です。




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