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悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談 [高里椎奈]

「薬屋探偵妖綺談」シリーズ3作目の「悪魔と詐欺師」。
作家は高里椎奈先生。
1999年12月に新書版で刊行されていて、7年後の2006年6月にやっと講談社文庫から文庫化されました。
私は文庫版しか知らなかったので、新しい作品が文庫で刊行された、といった感覚でしたね。

毒死した京都の外科医

轢死した東京のプログラマー

失血死した鳥取の書店員

.....

場所も日時も別々で互いに無関係な六人の死。
自殺、事故死、殺人としてすべて解決したはずのこれらの事件の共通点とは何か?
薬屋探偵三人組の良心、座木が難攻不落の謎に挑む!

この作品ではいつもの主役、深山木秋ではなく、見た目は薬屋の店長に見える座木が活躍します。
だんだんとキャラに思いいれも出てきて面白くなってきた頃でしたね。
この時点で3人の過去にはまだまだ謎の部分が多かったですが、それを差し引いてもキャラをベースにしたストーリー展開がされていて良かったです。
もう一度読みたいかというと微妙なところですが、第一シリーズを読破した今、もう一度最初から読んでみると、謎だった部分を補完しながら読めるかもしれませんね。




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