安積班

「ハンチョウ」というTVドラマを見たことがあるでしょうか？
このドラマの原作がハンチョウこと安積警部補が主人公の安積班シリーズです。
作家は警察小説が中心ですが、様々なジャンルの作品を数多く出されている今野敏先生です。

私は原作の方から読み始めたのですが、1作目から引き込まれ、安積警部補をはじめ、それぞれ個性のあるキャラの安積班が好きになりました。
実は原作のシリーズを何冊か読み終わった後、TVドラマのシーズン1の再放送を少しだけ見たのですが．．．原作を読む中で自分の中に出来上がったそれぞれのキャラクターと違っていたので、それ以上見るのをやめました。


安積班ですが、何回かシリーズタイトルが変わっています。
読む順番を多少間違えてもたいしたことはないのですが、私はそうゆうところは結構こだわるので、まずはシリーズの順番が分かる「安積班読本」を購入しました。
短編も収録されているのですが、短編は読まないように順番だけ確認して1作目から読みました。



内容は詳しく書けませんが順番だけ。
まずは東京ベイエリア分署シリーズの3作、そしてここだけ講談社文庫ですが、「蓬莱」「イコン」と続き、TVドラマ「ハンチョウ」の舞台である警視庁神南署シリーズの2作、そして東京湾臨海署シリーズの5作が続きます。
「蓬莱」「イコン」の2作を除いて他は全てハルキ文庫から刊行されています。


TVドラマ「ハンチョウ」はシーズン3までやっていて、シーズン4があるのかどうか知りませんが、原作の安積班シリーズはまだまだ続くようです。
上記の作品の他に東京湾臨海署シリーズが2作、単行本で刊行されています。
私は．．．文庫になるのを待ちたいと思います。


こちらは今年の1月に刊行された単行本、「夕暴雨」です。
「ゆうばくう」と読むそうです。
早く文庫にならないだろうか．．．．．