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新規開拓その1 [日記]

新しい小説、まだ読んだことがない作家を新規に開拓する時はみなさんどうしてるんでしょう?
私は本屋に行くとおもむろに携帯を取り出しメモが出来る準備をします。
そして文庫の棚を端から端まで見ながら、裏表紙を読んだり、なんとなく気になった小説の作家の名前をメモります。
主に狙っているのはやっぱりシリーズもの、そして今のブームは警察小説です。

もちろん気になった小説そのものは今後の購入候補にはなりますが、もしかしたらこの作家の作品は全部面白いかもしれない、なんて思います。
そんなわけで本屋では作家をメモり、帰宅して、よく利用している楽天ブックスでその作家を検索して、面白そうな作品を全てピックアップしていくのです。


この方法で見つけた作品、作家は、成功もあれば失敗もあり...
ピックアップだけはしたが、いまだに購入していないので成功か失敗かも分からないものもあったり。
本や作家を選ぶ時はその場で自分が感じたものを信じているのですが、なかなか100%成功は難しいですね。

この方法では結構掘り尽くしてしまった感があるので、最近は平置きされている新刊の中から新しい作家を見つけて購入候補を増やしています。
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アルバイト探偵(アイ) [大沢在昌]

六本木の私立探偵、冴木涼介。
その一人息子の隆は高校生で、親父の仕事を手伝ってアルバイト探偵(アイ)として活躍します。
新規開拓のため、本屋で面白そうな小説を探しているなか、気になって購入しました。
作家はハードボイルド小説を数多く出している、大沢在昌先生です。

第1作「アルバイト探偵(アイ)」は短編集で非常に読みやすいです。
探偵もの、スパイもの、そしてハードボイルド作家が書いている、といったら、あまり好みじゃない感じかな~と思っていたのですが、読んでみると...か、軽い...
主人公の冴木隆がとにかく軽いです。
ストーリーのテンポも軽快で一気に読むことが出来ます。
シリーズ最新作の「帰ってきたアルバイト探偵(アイ)」は600ページもある長編でしたが、サクサク読めてしまい読後感もなかなか良かったです。

シリーズとしては6作刊行されていて、2006年の「帰ってきたアルバイト探偵(アイ)」を最後に新作は刊行されていません。
特に完結しているという感じではなかったので、このシリーズがもっと続いてほしいと思っています。
文庫化されたのは2006年ですが、新書で刊行されたのは2005年。
ということは最新作からもう既に5年がたっています。
このキャラクター、この面白さをここで終わらせるのはもったいないです。
続巻が出るのを期待しています。




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