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催眠 [松岡圭祐]

「千里眼」の著者である松岡圭祐先生のデビュー作「催眠」。
私が読んだのは、2008年に大幅な改稿の上、完全版として角川文庫から刊行された「催眠 完全版」でした。

「催眠」は1997年に作品で、いきなりミリオンセラーになった作品です。
当初は小学館文庫から「催眠」を含めて、3作品が刊行されました。
その後、2008年以降、まさに千里眼新シリーズ、千里眼クラシックシリーズが次々と刊行されている中で、同じ角川文庫から刊行されています。
小学館文庫から刊行された3作は、既に3作とも角川文庫で完全版として刊行されています。
主人公の嵯峨敏也は臨床心理士で、催眠療法を駆使して事件に当たっていきます。

「千里眼」シリーズにもたびたび登場しており、岬美由紀にとって重要な人物として絡んできます。
「催眠」シリーズは、「千里眼」シリーズとは全く異なるストーリーですが、「千里眼」シリーズに出てくる嵯峨敏也という人物の背景がこの「催眠」シリーズを読めば分かります。


先に「千里眼」シリーズを読んでいて、嵯峨敏也という名前を知っていたので、この作品を読んだ時も違和感なくストーリーに入り込むことが出来ました。
「千里眼」シリーズと同じで読みやすく、どの作品も一気に読んでしまいました。

現在は「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズに全力を注いでいる感がある松岡先生ですが、今後この「催眠」シリーズがどのように展開されていくのか楽しみです。
まさか、これで終わり...じゃないですよね?




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大晦日 [日記]

今年も今日で終わりです。
昨日から休みに入っていて、さっそく読書三昧です。
昨日は3冊ほど読み終わりました。
それから先日購入したコミックを15巻ほど。

1時間ほど外出した以外はほとんど読書してましたね。
夜はさすがに活字に疲れてTVを見てましたが...

今日は妻が仕事なので、子供と二人きりです。
そしてスーパーに買い物に行く予定です。
そこには本屋さんが隣接しています。
今年最後の本屋さん、何か買おうかな?

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戯言シリーズ [西尾維新]

一見するとライトノベルのような小説。
講談社文庫なのに特別な装丁にいつも興味を持っていました。
シリーズ1作目のタイトルは「クビキリサイクル」。
作家は西尾維新先生です。

第23回メフィスト賞受賞作のこの作品は、「戯言シリーズ」と銘打っています。
「戯言」ってどういうことだ?と思いつつ読みました。
「戯言」という意味かどうか分かりませんが、なるほど主人公の語る言葉はなんとなく分かりづらい。
何故か主人公以外の脇役キャラはほとんどが女性。
設定もちょっと難解で、既に何冊か読み終わっていますが、いまだにあまり理解出来ていません。
ちょっと若者向けな感じもしますね。


それでもストーリーとしてはミステリー小説と言っていいくらいで、難解な主人公の語りに苦しみながらもストーリーは楽しむことが出来ました。
読み終わった後、不思議と次の作品も読んでみたいと思い、つい先日、5作目「ヒトクイマジカル」を読み終わったところです。
これを読み終えると残りは1作。
1作といっても上中下巻の3冊なのですが...
既に3冊とも購入済みで、ここまで読んだらなんだか読むのがとっても楽しみになっています。
このシリーズはこれで完結のようですが、他の作品もどんどん読みたいと思っています。




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ジュンク堂書店 [書店]

池袋で忘れてはいけないのが、ジュンク堂書店。
池袋駅東口から、西武百貨店に沿って歩いていくと見えてくるのがジュンク堂書店池袋本店。
9階建てのビルが丸ごと本屋さんになっています。

★★★ ジュンク堂書店 ★★★

ジュンク堂書店は1963年に神戸で創業され、現在では札幌から那覇まで全国に店舗を展開している大手書店です。
私が最初にジュンク堂書店に行ったのは、忘れもしない、転職活動中で池袋の会社に面接に行った時でした。
次の面接までかなり時間があった私は、巨大な本屋さんを見て迷わず突入。
まあ当時は無職で転職活動をしていたものですから、本を買う余裕は全くありませんでしたが、時間つぶしにウロウロしていました。

私が寄るのは必ず3階の文庫・新書があるコーナー。
他の本屋さんと比べものにならないくらい本が置いてあるので、見ていて全く飽きません。
池袋で仕事をするようになってからも、最初は全然行く余裕がありませんでしたが、今では月に1回は必ず寄っているんじゃないでしょうか。
当然のことながら3階ですが...というか実は3階以外のフロアは行ったことがありません。


ここで本を購入する時はちょっと面倒です。
非常に巨大なのですが、レジはなんと1階にしかありません。
つまり、3階で購入したい本を手にとって、エスカレーターを降りて1階まで持っていってからお金を払うんです。
他では見ないシステムなのですが、これだけ広いとそのほうが効率的なんでしょうかね~?

ジュンク堂書店はポイント制度はありません。
最近は本屋さん自らやっているポイント制度ってないですよね。
...昔もなかったかな?


今貴になっているのは、2010年9月に出来たばかりのMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店。
TVで池上彰の番組で紹介してました。
あの広さを体験してみたいです。
たぶん半日は居座るんじゃないかと思っています。

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吸血鬼はお年ごろ [赤川次郎]

赤川次郎先生の長く続いているシリーズの1つ、「吸血鬼はお年ごろ」。
第1作はなんと1981年。
1983年と1995年を除いて毎年1冊ずつ刊行されており、今年28作目「吸血鬼と呪いの古城」が刊行されました。
「吸血鬼はお年ごろ」シリーズは赤川先生のシリーズ作品の中で唯一、集英社コバルト文庫から刊行されている作品です。
最近、別の装丁で集英社文庫の方からも第1作目から刊行されていますね。
私は第1作目から全て取ってあるので、別装丁とはいえまた購入する気にはなれません。

もう30年近くも続いている作品なだけに、当初は携帯電話がないなど時代の流れが感じられます。
また表紙イラストも第1作目からずっと変わっていなかったのですが、2008年に刊行された「吸血鬼ブランドはお好き?」からとうとう変わりました。
主人公のエリカだけでなく、吸血鬼の父クロロックもずいぶんと若返り、イケメンになりました。


赤川次郎先生のシリーズ作品は全て読んでいる私としてはもちろんこの作品も第1作目から集めて読んでいました。
集英社コバルト文庫ということで、イラストが入っていたりするのと、1ページの行数がかなり少ない。
ライトノベル的なところもあり、ページ数もだいたい200ページに満たないということもあり、どの作品も読み終わるのに1日かかりません。
というか、1時間ちょっとあれば読めてしまうかもしれません。

読みやすさもあるのですが、吸血鬼ネタで、推理などないので、どんな気分の時にもサクっと読めてしまうので、個人的には好きなシリーズの1つです。
まあ、赤川次郎先生のシリーズものは全部好きなのですが...


「吸血鬼はお年ごろ」シリーズは毎年だいたい7月くらいに刊行されています。
次の作品はまだまだ先ですが、非常に楽しみにしています。




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