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密室キングダム [柄刀一]

Wikipediaで名前を知って、その作品を読もうと思って購入した「密室キングダム」。
作家は推理作家の柄刀一先生です。

この「密室キングダム」、購入して読むには非常に勇気が必要でした。
なんとこの作品、厚さ5cmもある文庫です。
ページ数でいうと1231ページ、通常の文庫の3倍くらいのページ数です。


ストーリーは、主人公が十五、六年前に関わった、昭和最後の夏に起きた密室殺人事件の回想という形になっています。
回想と言っても、現在の部分は最初と最後の数ページのみ。
残りは全て回想になっています。

全体を通して繋がっていく一連の殺人事件について語られているのですが、さすがにボリューム満点なだけあって密室も盛りだくさんです。
次々に密室殺人事件が発生し、何故か刑事でも探偵でもない主人公が密室の謎を解いていきます。
設定が昭和の時代なので、回想部分はちょっと古臭い感じがしますが、不思議とどんどん読み進めていくことが出来ました。


読み終わった今は...面白かったというよりは、やったぁ、という達成感ですね。
持っているだけで手が疲れますので、机の上に置いて読んでいました。
まあ当然ながら通勤電車では読めないですね。

購入してから約1ヶ月。
とうとう読破した、まさに「密室キングダム」。
.....もうお腹いっぱいです。
しばらく密室ものはいらないですね。




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