SSブログ

週末のフール [伊坂幸太郎]

伊坂幸太郎先生の作品で、「陽気なギャングが地球を回す」シリーズの次に読んだのがこの作品。
「終末のフール」
八年後に小惑星が衝突して地球が滅亡する、と予告されてから五年が過ぎた、仙台北部の団地「ヒルズタウン」が舞台です。

8編の短編集が収録されており、それぞれの作品のタイトルが韻を踏んでいてちょっと面白いです。

終末のフール
太陽のシール
篭城のビール
冬眠のガール
鋼鉄のウール
天体のヨール
演劇のオール
深海のポール

ヒルズタウンという同じ団地を舞台にしていますが、それぞれ独立したストーリーとなっています。
でもやはり同じ団地なので、登場人物がちょこちょこ絡んでいて、なかなか面白い構成ですね。
それぞれの短編の読後感も良くて、最後まで面白かったです。

もし本当にこんなことになったら自分はどう過ごすか?
なかなか難しいですね、現実になってみないと。
あんまり考えたくはないですが...


彼の作品は何作か読んでいますが、今後もどんどん読んでいきたいと思っています。
シリーズものがあんまりないので、いつも次に読む作品を選ぶのに苦労しますが。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。