SSブログ

夜警 [赤川次郎]

新書版しか出ていなかった頃から気になっていた「夜警」。
赤川次郎先生の作品です。
2010年8月に双葉文庫から文庫版が刊行されました。

ちょうど新書版でもいいから購入しようかどうか迷っていた時でした。
たまたま、というか週に何回か通っている本屋さんへ寄ると、双葉文庫のコーナーに「夜警」が!
ちょっと表紙のイラストは気に入らなかったのですが購入しました。
イラストとしては新書版の方が良かったなと思います。


「夜警」は長編ホラーサスペンス小説です。
とあるショッピングモールに勤務する警備員が施設内で起きた不思議な出来事をきっかけに、周りで次々に人が死んでいきます。
ページ数としては300ページちょっとで、いつものごとく赤川次郎先生の作品は読みやすいので一気に読んでしまいました。
読んでいるうちにどんどん惹き込まれていきました。
人間心理の恐ろしさにちょっとゾクっとしました。

赤川次郎先生の作品はこれまでたくさん読んでいますが、全く外しませんね。
膨大な数の作品があるので、もっともっと読みたいと思っています。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

彩雲国物語 [雪乃紗衣]

妻が読んでいて、妻の薦めで読んでみた「彩雲国物語」。
作家は雪乃紗衣先生です。
といっても詳しく知らないのでWikipediaで調べてみたところ、ライトノベル作家ですね。
まだ20代、若いですね~。

「彩雲国物語」は架空の国、彩雲国を舞台にした物語。
名門の血を受け継ぎながら貧乏生活をする主人公、紅秀麗が官吏を目指していきます。
2003年以降、角川ビーンズ文庫刊行され、現在本編16作、外伝4作が刊行されています。
2003年からということを考えると結構ハイペースで刊行されていますね。


妻が面白いと言っていたのでまとめ買いしてあげましたが、私が薦められて読むようになったのはずいぶんたってからでした。
中国っぽい、官吏の話で、ライトノベルで少女漫画のストーリーのように感じていたので、なかなか進んで読む気にはなれませんでした。
薦められて第1巻「はじまりの風は紅く」を読み終わると、そんな気持ちは一変。
続きが気になって次から次へと読み進め、あっという間に全部読み終わりました。

今では新巻の刊行を妻と一緒に楽しみに待っています。
物語は終盤に入ってきたようですが、最新巻「蒼き迷宮の巫女」が刊行されたのが2010年4月。
この巻でしばらく時間をおくというようなあとがきがあったのですが、そろそろ次が出ないかなと心待ちにしています。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。