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アルスラーン戦記 [田中芳樹]

あまりに待ちすぎて新刊が出る度に前巻を読み返さなければいけない「アルスラーン戦記」。
未完の大作を多く抱える田中芳樹先生の作品です。
第1巻「王都炎上」が角川文庫から刊行されたのが、なんと1986年!
私が読み始めた頃には既に9巻の「旌旗流転」まで刊行されていて、次の巻が出ていない状態が数年続いていた頃でした。

「アルスラーン戦記」は、中世ペルシアをモチーフにした世界を舞台にしたファンタジー小説です。
ルシタニアに征服されたパルスを解放するためにパルスの王子アルスラーンが活躍する物語です。
パルスを中心として、周辺諸国との争い、伝説の恐怖の蛇王との戦いなどが描かれています。


あまりに間隔が開いているのと、物語の世界が非常に壮大で、登場人物や国と国との関係を何度も読み返しながら読みました。
あまりファンタジーものは読まないんですが、これは非常に面白いですね。
ストーリー展開に惹き込まれます。
願わくばもっとどんどん刊行してもらいたいですが...こればっかりはねぇ...

9巻が角川文庫から刊行されたのが1992年、10巻は7年後の1999年、そして11巻からは新書版が新作として刊行されたのが6年後の2005年です。
これ以降、12巻、13巻は1~2年の間隔で刊行されており、最新巻の13巻「蛇王再臨」が刊行されたのは2008年でした。
ここ最近のペースでいけばそろそろ14巻が刊行されてもいい頃ですが...
たぶん14巻が出たらまた13巻から読み返さなければいけないです。




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