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神麻嗣子の超能力事件簿 [西澤保彦]

もう何年も前に購入した「幻惑密室」という作品。
超能力者問題秘密対策委員会出張相談員、略してチョーモンインである神麻嗣子(かんおみつぎこ)の超能力事件簿シリーズの第1作です。
著者は西澤保彦先生。
他にも多くの作品を書いており、このシリーズ以外にもシリーズものもあります。

超能力が実在していて、でも普通の人には知られていない世界が舞台。
その世界で、超能力者問題秘密対策委員会出張相談員(チョーモンイン)である神麻嗣子は、売れないミステリ作家の準主役、保科匡緒と共に超能力が絡む事件を解決していきます。
振り仮名がないと読めないような名前の登場人物ばかりで、ちょっと読みにくいですが、ストーリー的には超現実離れしているので、SFチックで結構面白いです。


「幻惑密室」を含めてこれまでシリーズ作品を全て読んでいますが、自宅に現存しているのは2010年1月に文庫版が刊行された「ソフトタッチ・オペレーション」のみ。
あまりに久しぶりに読んだので、登場人物の関係を思い出すのにちょっと時間がかかりました。

この「神麻嗣子の超能力事件簿」シリーズ作品は全て文庫で刊行されており、最新作の「ソフトタッチ・オペレーション」は2006年に単行本で刊行されたものの文庫化です。
これ以降、新作が出ていません。
過去に読んだシリーズの中で謎の部分がかなりあり、そのあとがきでいずれ全てが明らかになるような感じのことが書いてあったのですが...
今回のは短編集。
謎はいまだに謎のままです。
はたしてこの作品の続編はいつ出るんでしょう。
もうどっちでもいいや、ぐらいの時間がたってしまっています...




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