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つかのまの間奏曲 [東野司]

「ミルキーピア物語」の第2作、「つかのまの間奏曲(インターミッション)」。
ミルキーピアの社員だった片山秀人は、あまりの忙しさに転職を決意。

海辺まで徒歩3分
海の見えるシステムハウス
シーサイドキララであなたもフレッシュアーキテクチャー

という新聞の転職欄の囲み記事に惹かれて面接を受け見事合格。
晴れてシステムハウス・シーサイドキララの社員に。

自分の裏技「ネットワーク潜り」は隠して、ひたすらみかん農家相手のシステムメンテナンス。
ゆったりとした生活を手に入れたかにみえたが、取引先のみかん農家の小学生がなんとシステムに意識を入り込ませたままになってしまった!
秀人は仕方なく封印していた「ネットワーク潜り」で小学生を救うべくみかんハウスのシステムへ。
ところが、秀人は潜入時の衝撃で記憶喪失にっ!
秀人は無事に小学生を救い出して戻って来られるのか?

ミルキーピアの他のメンバーがほとんど出てこないちょっと変わったストーリー。
ちょびっとだけ感動もあり、これも面白かったですね。
全作品に渡って表紙、挿絵を描いている横山えいじ先生のイラストが良い味を出しています。


TsukanomaNoIntermission.jpg

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バチカン奇跡調査官 [藤木稟]

表紙が気になって購入した「バチカン奇跡調査官」。
しかもネットで事前にシリーズ化されることが分かっていて購入しました。
シリーズもの好きはとりあえず買って読んでみるんです。

「バチカン奇跡調査官」はタイトルそのままで、バチカン市国に所属していて、世界中の「奇跡」と呼ばれる現象の真偽を調査し判別する秘密調査官の物語です。
第1巻の表紙の天才科学者の日本人神父、平賀と第2巻の表紙の古文書・暗号解読のエキスパート、ロバートがコンビを組んで奇跡と事件に挑みます。

表紙を見ると今風のイラストで、とても角川ホラー文庫から刊行されているとは思えない感じ。
内容もホラーって感じではなく、事件と謎解きのミステリーって感じかな。
個人的にこういう宗教的な雰囲気のようなものは好きじゃないですが、まあそこそこ面白かったんじゃないでしょうか。
既に第2巻が刊行されていて、2月には第3巻も刊行予定になっています。
続巻を購入するかどうか...悩んでいます。




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