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SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室 [富樫倫太郎]

最近刊行された「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」。
長いタイトルですが、警視庁広域捜査専任特別調査室を、Special Research Office for Extensive Investigations、略してSROということのようです。
作家は富樫倫太郎先生。
この作品で初めて名前を知りましたが、時代・歴史小説などを多く書かれているようです。

警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室。
総勢で7名しかいないのに、そのうち5名がキャリア。
よくある警察小説では、刑事が主人公で、管理官などのキャリアは対抗勢力や組織に従順な立場であるのが普通なのですが、この「SRO」ではキャリアが活躍するちょっと変わった警察小説です。

山梨県で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」に迫ります。
メンバーそれぞれが一癖も二癖もある人物ばかり。
個性あるメンバーが事件に真相に迫っていきます。

最初は自宅読みしようかと思って読み始めましたが、これは通勤時に読んでも十分に楽しめると思い、途中から通勤用に変更。
スピード感もあって、キャラのたったメンバーということあり、面白くて2日で読み終わりました。
読後感も良く、今後のメンバーの活躍が楽しみな感じです。

この「SRO」はシリーズ化が前提の作品。
1月には第2作目が刊行されており、第3作目が3月に刊行されます。
2作目は既に購入済みですが、3作目と共に読むのが非常に楽しみな作品です。




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