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シンデレラの悪魔 [赤川次郎]

「~の悪魔」というタイトルでシリーズ化されている赤川次郎先生の「悪魔」シリーズ。
1990年に第1弾が光文社文庫から刊行されました。

バレーボール部エースの由利子、役者志願の旭子、富豪の令嬢・香子。
花園学園に通う3人組は、それぞれ一芸持った高校2年生。
平和なはずの学園に事件が起こり、三人が巻き込まれていきます。
由利子たち三人は真相を究明に乗り出します。

個性的な三人が活躍する「悪魔」シリーズ。
特に富豪の令嬢・香子はいい味出していますね。
赤川次郎先生のキャラクター設定にはいつも感心します。
この作品も大好きなシリーズの1つです。

「シンデレラの悪魔」は、「悪魔」シリーズの第9弾。
試験休みに温泉に行った三人が知り合いの芸能プロ社長に出会うことで、その後事件に巻き込まれていきます。
これまでのシリーズ作品と比べても、229ページという短い作品。
もともと赤川次郎先生の作品は読みやすいので、すぐに読み終わりましたね。
すぐに読めてしまうので通勤時間に読むには向かない作品です。

この「悪魔」シリーズも結構息が長いですね。
もう21年ですか...
最近はだいたい2年に1冊ペースのようなので、次回作は今年の冬ですか。
まだ少し先ですが、今から楽しみです。




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