SSブログ

クラシックシリーズ 千里眼の復讐 [松岡圭祐]

クラシックシリーズ第4弾、「千里眼の復讐」。
この作品は旧シリーズを1ページも使わずに、全く新しいストーリーとして書き下ろされた作品です。

中国での数々の違法行為により、南京の監獄に収監された岬美由紀。
恩赦により無事日本に戻ってきたが、友里佐知子の陰謀を察知する。
トンネル崩落事故に巻き込まれた美由紀は、友里佐知子の片腕、鬼芭阿諛子の声を聞く。
「ようこそ、恒星天球教主催のイリミネーションの儀式へ」
都心の地下深くで繰り広げられるデスゲームの行方は?
岬美由紀は?

旧シリーズとは全く違うストーリーですが、前作から完全に繋がっていて、岬美由紀の最大の敵である友里佐知子との戦いはスリリングで息もつかせぬスピード感でした。
先が読めない内容で前作以上の面白さでした。
628ページという前作以上にかなり分厚い1冊でしたが、気づいたら読み終わっていましたね。

この第4弾の解説で、第5弾も完全新作と知り、ますます続きが楽しみになりましたね。
またまた表紙のお話ですが、何故かこの作品は表紙がイラストになっています。
前作まで、そして第5弾のモデルさんと同じポーズなんですが...
脇に描かれている友里佐知子と鬼芭阿諛子のイメージモデルが見つからなかったからでしょうか。




nice!(48)  コメント(1) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。