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QED 百人一首の呪 [高田崇史]

一度読んでみたいと思って購入した「QED 百人一首の呪」。
作家は高田崇史先生です。
「QED」シリーズは彼の代表作のシリーズです。

百人一首カルタのコレクターとして有名な会社社長が自宅で惨殺された。
主人公である薬剤師の桑原崇は、百人一首に仕掛けられた謎を解いて、事件を解決に導いていく。

この「QED」シリーズですが、文庫版で14冊、新書で2冊が刊行されています。
文庫版はどれも分厚く、第1作は500ページ弱。
この作品、設定やタイトルにも絡む題材をかなり重要視しているようで、「QED 百人一首の呪」は百人一首が作品中にずらりと並べられ、その内容に隠れた謎を解説する部分がかなり多いです。
正直、途中で挫折したくなるくらい難解で読みづらいと思いました。
ここまで細かくなくても、事件は解決出来るんじゃないかと思うくらい、かなりくどく感じましたね。
これがなければ、そこそこ面白いと感じていたかもしれません。

さて、この先どうするか?
竹取物語、坂本龍馬、河童など、ちょっとだけ興味を惹かれるものもあるので思いきって続けて読んでみようとも思っているのですが...
なかなか次が...たまに本屋さんで手に取るのですが、レジまで持っていけていません。

ちなみに、2009年にNHKで「Q.E.D. 証明終了」というドラマが放映されましたが、原作は全く別の作品で、この作家の作品とは全く関係ありません。
実はこのTVドラマを1話だけ観た後に本屋さんで「QED」の文字を見たので、しばらく原作だと思っていました...




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