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警察庁から来た男 [佐々木譲]

「笑う警官」の続編である「警察庁から来た男」。
「笑う警官」が非常に面白かったので続けて購入して読みました。
作家は佐々木譲先生です。

北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。
警察庁のキャリアである藤川警視正は、道警の裏金問題のために委員会で証言した津久井刑事に監察の協力を要請した。
一方、札幌大通署の佐伯刑事は、部下の新宮と共にホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。
現場に向かった二人を待っていたのは...

普段読んでいるいろいろな警察小説はほとんどが警視庁を舞台にした作品。
この作品は非常に珍しく、北海道警察本部が舞台。
他の作品では警視庁と所轄署の対立というのが結構描かれているのですが、この作品では道警と所轄という対立はあまり浮き彫りにはされておらず、他の作品とは違った面白さがありましたね。

今月、シリーズ4作目「巡査の休日」の文庫版が刊行されます。
もちろん購入予定。
今から読むのが楽しむです。




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