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中途採用捜査官 逃げるシンカー [佐々木敏]

作品として読むのは3作目、中途採用捜査官シリーズの「逃げるシンカー」。
佐々木敏先生の作品です。
この作品は2010年1月に単行本で刊行されたのですが、1年後の2011年1月に早くも徳間文庫から文庫化されました。
こんなに早いのは珍しいですね。
文庫化の要望があまりに強かったのか、あまりに売れないから文庫派を狙いにいったのか...

日本のプロ野球団・東京シティボーイズの主力投手であるイ・ドンオク。
札幌で無断外泊した恋人宅で銃撃戦に巻き込まれたことによりトラウマを抱え、札幌の試合は全て登板拒否。
一年後、オリンピックの韓国代表として召集されても拒否する意向を示す。
このことがきっかけでシティボーイズのサイトが攻撃され、主人公のコンピュータ捜査官である結城警部補ら中途採用捜査官が捜査に乗り出す。
捜査の結果辿り着いた真相とは...!?

第1作より好きになって続けて読んでいる作品ということもあり、楽しく読むことが出来ました。
今回の題材が野球ということで、題材的にはあまり好みじゃなかったのですが、ストーリーとしては面白かったです。

これが結構売れたのかどうかは分かりませんが、2011年4月には、文庫書下ろしで続巻が刊行されました。
もちろん即購入しましたが、しばらく自宅在庫に収まっていました。
今日から通勤電車のお供として読み始めますが、1日~2日で読み終わると思います。
今から読むのが楽しみです。




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