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デス・タイガー・ライジング [荻野目悠樹]

風邪がひどくなって辛いので、今日は書き溜めてあった記事のアップだけ。
また良くなったらみなさんのブログを訪問したいと思っています。
週末にはまたいつものペースに戻れるといいな...


「野望円舞曲」の荻野目悠樹先生が2003年に刊行した「デス・タイガー・ライジング」。
ハヤカワ文庫から刊行され、全4巻で完結しています。

二重太陽系の一惑星ベルゼイオンは、太陽が大接近する千年に一度の「夏」を迎えようとしていた。
そんな時に出会った医学生ミレと純朴な画学生キバ。
二人は次第に魅かれあっていったが、「夏」による災厄を克服すべくベルゼイオン政府が発令した他惑星への宣戦布告は、二人の運命を切り裂いていった...

惑星間の戦争の中で離れ離れになりながらも、お互いのことを思い続ける。
SFで、惑星間戦争がストーリーの中心ですが、ラブ・ストーリーですね。
「野望円舞曲」とはまた少し違ったSF大河物語の世界。
個人的にはラブ・ストーリーものってあまり好きではないのですが、これはSFの世界観だったこともあって、まあまあ面白かったです。
「野望円舞曲」もそうでしたが、ストーリーが展開される世界、惑星の関係が壮大すぎて、最後までよく理解出来ませんでした...

「デス・タイガー・ライジング」は、同じ世界観で描かれる「双星記」と「黙星録」を含めた三部作の中間にあたる作品です。
2000年から2001年に刊行された「双星記」は既に絶版になっているのでこの作品から購入しましたが、結構面白かったので、「双星記」も読みたくなりました。
手に入れるとしたら古本しかないですが、現在既に「黙星録」の全3巻も読み終わっているので、今さらという気がしないでもないです。




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