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家日和 [奥田英朗]

精神科医・伊良部シリーズが面白かったので、他の作品も購入しようと思い手に取りました。
作家は奥田英朗先生です。
ページ数も250ページくらいと読みやすいサイズで、集英社文庫から刊行されています。

会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。
内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。
急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。
日々に暮らしの中にありがちな家族の肖像を描く短編集。

この作品は6篇の短編が収録されています。
1篇1篇が適度な長さで、1日1篇を読んでだいたい1週間くらいで読めました。
キャラがたった作品ではないので、伊良部シリーズのような面白さというのはあまり感じられませんでしたが、そこそこといった感じでした。
こういう短編集って本としての評価は難しいですね。
面白いものもあり、つまらないものもあり...

彼の作品は伊良部シリーズ三部作とこの作品だけしか読んでいません。
他の作品もネット書店で見てみたのですが、読みたいと思う作品はあまりないですね。
個人的には伊良部シリーズの続巻を期待しています。




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