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万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ・Ⅱ [松岡圭祐]

松岡圭祐先生が現在精力的に執筆されている「万能鑑定士Qの事件簿」。
2ヶ月に1冊のハイペースで現在第10作まで刊行されています。
今月、第11作目が刊行予定です。

東京23区を侵食していく不気味な「力士シール」。
誰が、何のために貼ったのか?
謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。
凜田莉子、23歳。
瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」。

「週刊角川」記者・小笠原は途方に暮れていた。
わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になった。
従来のあらゆる鑑定をクリアした偽札が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。

「力士シール」と「ハイパーインフレ」。
凜田莉子は、この謎を解き、未曾有の危機から国家を救うことが出来るのか!?

この2巻に渡る1つ目のエピソードを読んだ時は、まだ「千里眼」の岬美由紀のイメージが強くて、なんだか物足りない気がしていました。
まだキャラが定着していないというのもあったかもしれません。
でも、読後感は良く、面白いと感じる作品でした。

この作品以来ずっと「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズが刊行され続けています。
今では「千里眼」シリーズと共に、最も好きな作品の1つになっています。
これからもどんどん新しい作品を出していって欲しいと思っています。
出来れば千里眼シリーズも並行して書いてもらいたい...


 

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