雪虫 刑事・鳴沢了

坂口憲二主演でTVドラマ化されている「刑事・鳴沢了」。
その第1作「雪虫」は2001年12月に単行本で刊行された作品で、2004年11月に中公文庫から文庫版が刊行されました。

俺は刑事に生まれたんだ．．．
祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教教団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。
了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父は何故か了を事件から遠ざけるのだった。

先にもう1つのシリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズを読んで慣れていたはずなのですが、507ページという分厚さに、購入した後に読むまでに結構時間がかかりました。
でも読み始めるとどんどん面白くなり、続きが気になる感じになりましたね。
さすがに1日、2日では読めませんでしたが．．．

このシリーズは全11巻で完結しています。
私はまだ途中までしか読んでいないので、私にとっては現在進行形の作品で、続きを読むのが楽しみな作品の1つです。