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クラシックシリーズ 千里眼の死角 [松岡圭祐]

松岡圭祐先生の千里眼クラシックシリーズの第7弾、「千里眼の四角」。
この作品は524ページ。
普通このくらいの分厚さだと読み始めるのに躊躇してしまいますが、このシリーズは全く気になりません。

世界各地で頻発する人体発火現象。
判明した被害者の身元にはある衝撃の共通点があった。
一連の事件に過剰に反応したイギリス王室のシンシア妃の精神状態の安定をはかるため、臨床心理士の嵯峨敏也はバッキンガム宮殿に向かった。
世界統治を目論むメフィスト・コンサルティング・グループ。
人類の歴史を根底から覆す戦慄のプロジェクトに岬美由紀が立ち向かう。

この作品では主人公の岬美由紀はもちろんですが、「催眠」シリーズの主人公、嵯峨敏也も結構活躍します。
かなりボリュームがあるのですが、時間を忘れて読み進めました。
クライマックスのメフィストとの対決がかなり良かったです。
書いてるうちにまた読みたくなりました。
何度読んでも、最初に読んだ時と同じ気持ちで読めるのがいいですね。
新作を読むのもいいですが、もう一度読む作品の最初は「千里眼」シリーズにしようと思っています。




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