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アー・ユー・テディ? [加藤実秋]

2010年10月に創刊したPHP文芸文庫から刊行された「アー・ユー・テディ?」。
創刊ラインナップとして刊行されました。
作家は加藤実秋先生。
TVドラマ化された「インディゴの夜」でデビューした作家です。

「ほっこり」を愛する和子。
代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた!
事件の捜査中、崖から落ちて死んだのだという。
かわいいあみぐるみからオヤジ刑事の魂を追い出すため、和子は嫌々真相究明に乗り出す!

これも一応は警察小説に入るんでしょうか。
一般人が警察や事件の関係者に聞き込みをしたり、クマのあみぐるみとコンビを組んだり、いうかなり突飛な設定。
普通の警察小説とは一味違った感じでしたね。
読後感はそこそこ良かったですが、「これは面白い!」というほどのものでもなかったです。
この1冊で事件は解決しているので、続編はなさそうな感じですが、シリーズ化されてもたぶん読まないかも...




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