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後催眠 [松岡圭祐]

松岡圭祐先生の「催眠」シリーズ第3弾、「後催眠」。
2001年に小学館文庫から刊行された作品の完全版として2009年12月に角川文庫から刊行されました。

「精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ」。
臨床心理士・嵯峨敏也は謎の女から一方的な電話を受ける。
絵美子との間には医師と患者の垣根を超えた愛が芽生えていたが、深崎は既に癌という重い病に冒されていた。
しかし、2人の関係にはもっと驚くべき真実が...

「催眠」シリーズも3作目で、面白さも増しています。
273ページと他の作品に比べてかなり薄いですが、サクサク読めて読後感も良かったです。
「催眠」シリーズですが、2001年のこの作品の後にはもう続巻が出ていません。
個人的には「千里眼」「万能鑑定士Qの事件簿」と同様に、もっと続けて欲しい作品の1つです。




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