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クラシックシリーズ ヘーメラーの千里眼 [松岡圭祐]

「クラシックシリーズ 千里眼」の第8弾である「ヘーメラーの千里眼」。
クラシックシリーズの中で私が一番好きな作品です。
この作品は上下巻に分かれており、それぞれ424ページ、411ページと合わせると800ページを超える大作です。
この作品は小学館文庫の旧シリーズでも同じ作品名のものがあります。

航空自衛隊の演習中に発生した重大な過失事故。
それを起こしたのは優秀な戦闘機パイロット伊吹直哉だった。
防衛省は、伊吹の精神鑑定のため、かつての恋人でもある臨床心理士・岬美由紀を航空自衛隊基地に呼び戻す。
事故の真相に迫る美由紀に立ち塞がる巨大企業アルタミラ精神衛生の陰謀とは!?

このシリーズはやっぱり、いくら長くても面白くて一気に読めてしまいます。
この作品では岬美由紀と古巣の航空自衛隊との関わりが濃厚で、かっこいい岬美由紀を見ることが出来ます。
特に下巻のクライマックスは何度読んでもいいですね。
たぶん、あと何回か読んでも同じテンションで読むことが出来ると思います。


 

HemelarNoSenrigan1.jpg HemelarNoSenrigan2.jpg

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