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0能者 [葉山透]

タイトルと設定で購入を決めた作品、「0能者(れいのうしゃ)」。
まあ、分かると思いますが、霊能者と能力がゼロの者というのをかけた感じです。
作家は葉山透先生。
「9S<ナインエス>」という作品が大ヒットして、現在でも続くシリーズとなっているようです。

科学が隆盛を極める現代。
だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。
存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。

当然、怪異を相手にする生業もある。
修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。
九条湊。
どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。
霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。
それにもかかわらず怪異を倒すという。
その手腕は驚くべきものだった。

これだけ読んでも面白そうな感じでしたが、読み終わった感想としては期待通りでしたね。
読後感も良く、面白くて一気に読み終えてしまいました。
主人公がいい味出してますね。

既にシリーズ化され、第2巻が刊行されていて、既に読み終わっています。
続刊にも期待しています。




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