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ZOO [乙一]

注目の若手作家、乙一先生の作品、「ZOO」。
2003年6月に単行本で刊行され、2006年に集英社文庫から文庫化されました。
そして、「ナツイチ2011」で選ばれ、このキャンペーンにて購入しました。


『カザリとヨーコ』

 双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され...

『SEVEN ROOMS』

 謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?

『血液を探せ!』

 目が覚めたら、何者かに刺されて血まみれだった資産家の悲喜劇

『落ちる飛行機の中で』

 ハイジャックされた機内で安楽死の薬を買うべきか否か?


「単行本では1冊でしたが、文庫化された際に2冊に分けて刊行されています。
「ZOO 1」は映画化された5編が収録されています。
ちなみに私はどの作品も聞いたことすら知りませんでした。
「ZOO 2」は5編と、文庫版だけのボーナストラックとして、幻のショートショート「むかし夕日の公園で」が特別収録されています。

2冊通じての感想ですが、意外と面白かったですね。
ほんとにどんなジャンルかと言うのは難しいですが...
プチ・ホラー的なものもありましたね。
読まず嫌いというか、かなりグロいホラー小説を書く作家というイメージがあったので、これまで手を出してきませんでしたが、ちょっと興味が出てきました。
他の作品も少し調べてみたいと思います。


 

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