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探偵・日暮旅人の探し物 [山口幸三郎]

メディアワークス文庫を読み漁るなかで購入した作品です。
作家は山口幸三郎先生。
2008年にデビューしたライトノベル作家です。
デビュー作は、電撃文庫から刊行された「神のまにまに!」という作品です。

保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅まで送り届ける。
灯衣の自宅は治安が悪い繁華街にあり、日暮旅人と名乗る灯衣の父親は探し物専門の奇妙な探偵事務所を営んでいた。
澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。
苗字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子はたびたび事務所を訪れ、旅人が持つ能力を知ることになる。
音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。
旅人は、目に見えないモノを「視る」ことで探し物をしているというのだが...?

軽い探偵もの、という感じでしょうか。
283ページの読みやすいサイズの中に、4編の短編が収録されています。
区切りよく読めるのでサクサク読めたのと、読後感もなかなか良かったですね。

この「探偵・日暮旅人」はシリーズ化されています。
4作で完結している作品で、すでに全て読み終わりました。
ああ、こんな結末だったのかという感じですね。
やっぱりシリーズ作品は最後まで読まないといけませんね。




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