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8年 [堂場瞬一]

集英社文庫の「ナツイチ2011」で手に取った作品、「8年」。
作家は堂場瞬一先生です。
2001年、会社勤務のかたわら執筆された作品で、第13回小説すばる新人賞受賞作品です。
つまりデビュー作ですね。
文庫版は2004年に刊行されました。

オリンピックで華々しい活躍をし、当然プロ入りを期待されたが、ある理由から野球を捨ててしまった投手・藤原雄大。
8年後、30歳を過ぎた彼は、突然、ニューヨークのメジャー球団に入団する。
あの男ともう一度対戦したい!
その悲願のためだけに...

この内容から分かりますが、野球のお話です。
「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」に代表されるように、警察小説で有名な作家ですが、実は数多くのスポーツ小説を出しています。
デビュー作品がこの作品で、スポーツ小説ですしね。
一言でスポーツ小説と言っても、野球だけではありません。
ラグビー、水泳、駅伝とかもあります。
一番多いのは野球ですが。

さて、内容ですが...まあ...面白かった...ですかね。
歯切れが悪いですが。
基本的に野球はあまり好きじゃないので、ストーリーにハマりませんでした。
こういったキャンペーンがなかったら手に取らなかったですね。
ただ読みやすいことは確かなので失敗ではなかったかなと。
でもテーマ的に他のスポーツ小説を読んでみようと思うかというと...たぶん今後はないかな。




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