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邂逅 警視庁失踪課・高城賢吾 [堂場瞬一]

堂場瞬一先生の「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズの第3弾。
2009年8月に刊行されました。
相変わらずの分厚さで505ページの長編です。

大学理事長が失踪したと捜索願が出された。
しかし捜査を始めると母親の態度は一変、非協力的に。
大学関係者も言を左右し、状況は遅々として掴めない。
一方、女性の遺体が仙台で見つかり、法月の担当していた大学職員の失踪者だと判明した。
胸に爆弾を抱えながら、自分を苛めるように捜査するほう月を気遣う高城だが...

この作品もTVドラマの役者を想像しながら読みました。

高城賢吾:沢村一樹
明神愛美:森カンナ
法月大智:小日向文世

この3人しか当てはめられないんですが...
でも、この3人を当てはめるだけで、ずいぶんとストーリーが面白く感じますね。
自分の頭の中で想像したキャラクターだとイメージが定着するまでに時間がかかりますし。

サイズは分厚いですが、失踪人を捜索するという大前提の中でストーリーが展開していくので読みやすいです。
通勤読みなので読み終わるまでには3日ほどかかってしまいますが、サクサクと読めました。
私は「刑事・鳴沢了」シリーズよりもこちらのシリーズのほうが好きですね。
今後も続けていってほしいシリーズです。




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