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ちょいな人々 [荻原浩]

「噂」という作品が面白かったので、2作目ということで購入しました。
2008年10月に単行本で刊行されて、2011年7月の文春文庫新刊で気になって購入しました。
作家は荻原浩先生です。

「カジュアル・フライデー」に翻弄される課長の悲喜劇を描く「ちょいな人々」。

奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顚末「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」。

阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった「くたばれ、タイガース」。

7編からなる短編集です。
どれも結構面白かったですね。
読後感も良いです。
特に面白かったのは「くたばれ、タイガース」でしょうか。
こういうシチュエーションって結構ありそうで、実際にあったらどんな感じになるだろうという感じで。
この作品のようになるのかどうか...気になりますね。

これでこの作家の作品は2作目ですが、どちらも面白かったので3作目の購入も検討したいと思っています。
ほとんど単独の作品なので、どれにしようか迷っています。
本屋さんでもなかなか目にしないですが、今度探してみようと思っています。




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