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営業零課接待班 [安藤祐介]

表紙のイラストが気になり手に取りました。
学習塾やITベンチャーの営業職などを経て、2007年にデビューした安藤祐介の作品です。
2010年4月に単行本で刊行され、2012年4月に講談社文庫から文庫化されました。


苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。
落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!?


「就職氷河期世代から共感の嵐!」と帯に書いてありましたが、社会人になってもう長い私でもかなり楽しく読めました。
タイトルから分りますが、営業で接待がテーマのお仕事小説です。
営業は出来ないということでプログラマ、SEの世界に足を踏み入れた私としては、営業の仕事に共感できるはずもないのですが、それでも面白かったです。
接待と称して仕事でお酒を飲まなければいけないというのは、まず私には出来ないなとは思いましたが。

続刊があっても良さそうな感じではありますが、どうせなら同じような感じで、別の職種で書いてもらいたいですね。
他にも何作か単行本で刊行されていますが、文庫化されているのはこれ1作なので、他の作品も早く文庫化してほしいですね。




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