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コンダクター [神永学]

2008年に刊行された「コンダクター」。
作家は神永学先生です。
今年の6月、早くも文庫化されました。

「コンダクター」は名前からも想像がつくかもしれませんが、音楽の世界を舞台にしています。
その中でも謎のコンダクター(指揮者)の周りで起こる事件に、他の登場人物が複雑に絡み合っていきます。

神永学先生の作品ということで、単行本を本屋さんで見かけた時から気になっていた作品でした。
それでもハードカバーで1600円くらいの単行本を購入するのは気が引けて手をだせずにしました。
そんな中、思いもかけず2年足らずで文庫化。
即購入しました。

読み始めて最初のうちは正直ストーリーの流れがあまり理解出来ていませんでした。
コンダクターは登場人物の中でどの人物だろうと思いながら読みましたが、最後の最後で本当の意味でのコンダクターがようやく分かりました。


「怪盗探偵山猫」と同じくあとがきを引用すると...

私は、今また彼の物語を書いている。
それは、彼の始まりの物語だ。

シリーズ化決定ですね。
まだまだ謎だらけの「コンダクター」ですが、これからシリーズ作品がどんどん出て謎が解明されていき、キャラクターも成長していくことを期待しています。




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