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熱欲 刑事・鳴沢了 [堂場瞬一]

「刑事・鳴沢了」シリーズの第3弾は「熱欲」です。
2005年6月に刊行されています。
この中公文庫のシリーズ最大の特徴である分厚さは健在で、この作品も478ページあります。
見た目が分厚く見えるかどうかは、出版社にもよりますね。

掏摸や詐欺師を追うなんて俺の仕事じゃないと思ってきた。
だが奴等は老人のささやかな欲望と不安につけ込み金を奪うだけじゃない。
被害者の生活も家庭も壊していく。
この事件、仕掛け人を捕まえなければ意味がない。
被害者が加害者でもあるマルチ商法の捜査は困難を極めた。
そして、事件の背後にNYの中国系マフィアの存在が浮かび上がる!

このシリーズも3作目となり、徐々に面白くなってきました。
相変わらず、地味というか、暗いイメージがつきまとう感じは受けますが、読後感は良かったです。
通勤読みすると、どうしても3日ほどはかかってしまいますが、自宅で読むよりはいいですね。
自宅読みすると、並行して何冊も読んでいることもあり、TVも点いているので、なかなか集中して読めないので。

現時点で6作目まで読み終わっていますが、このシリーズは購入してから読み始めるまでが結構かかります。
7作目も購入して既に数ヶ月が過ぎています...




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