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死神の精度 [伊坂幸太郎]

伊坂幸太郎先生の「死神の精度」。
「陽気なギャングが地球を回す」で興味を持ち読むようになった作家です。
この作品は、6作からなる短編集で、死神と死に面した人々とのストーリーを描いています。

1.CDショップに入り浸り
  死神はCDが好きで、よくCDショップの視聴コーナーにいるらしい
2.苗字が町や市の名前
  全ての物語で1人称で語られている主人公の名前は千葉という
3.受け答えが微妙にずれている
4.素手で他人に触ろうとしない

こんな人がいたら死神かもしれないそうです。
フィクションではありますが、この本を読んだ後にそんな人を見かけたら...チラチラ見てしまうかもしれませんね。

短編集で結構読みやすく、すぐに読み終わってしまいました。
読後感も良くて、もし続きというか、この死神さんが出てくる他の作品が刊行されたら読んでみたいと思うような作品でした。


伊坂幸太郎先生の作品は、実は今のところあまり読んでいません。
個人的に読みにくいと思い込んでいる新潮文庫から刊行されている作品が多いせいでしょうか。
シリーズものは「陽気なギャング」シリーズ以外はないので、次に何を読むのか選ぶのが悩んでしまうというのもあるかもしれません。
映画にもなった「ゴールデンスランバー」あたりを読んでみようかな...




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