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13階段 [高野和明]

「6時間後に君は死ぬ」から読み始めた高野和明先生の作品。
この「13階段」はその中でも評価が高い作品です。
私もみんなのレビューから、この作品を読んでみようと思った一人です。

「13階段」は冤罪、死刑制度をテーマにした考えさせられる作品です。
犯行時刻の記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすために、休みを取った刑務官と前科のある青年の二人が事件を調査するために事件現場に向かいます。
死刑囚の記憶にあるのは「階段」の記憶だけ。
そして死刑執行の時間は刻一刻と近づいていきます。
果たして二人は死刑囚の冤罪を晴らすことが出来るのか!?

期待を込めて読みましたが、やはり面白かったですね。
最後にこんな結末が用意されているとは思わなかったです。
結末そのものは個人的にすっきりしませんでしたが、第47回江戸川乱歩賞受賞作で、レビューの評価も高かっただけはあるかなと。
まあ、好みの問題はあるかもしれませんが...




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