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幽霊人命救助隊 [高野和明]

2004年に刊行された「幽霊人命救助隊」。
タイトルに惹かれて購入しました。
購入したのはもちろん文庫で、2007年に文春文庫から刊行されています。
作家は以前に紹介した「6時間後に君は死ぬ」の作者、高野和明先生です。

死んで幽霊になってしまった主人公。
断崖絶壁を登っていくとそこには3人の男女が...彼らも幽霊だった。
そこへ深紅の落下傘で純白のジャンプスーツを着た「神」が降りてきて、天国行きの条件として自殺志願者100人の命を救えと命令してきた。
条件を満たすため地上に戻った彼らは、制限時間までに自殺志願者を救助すべく奮闘する。


あり得ない設定で、タイトル通りに幽霊が人命救助をしていくというストーリーですが、結構面白かったですね。
600ページ弱なのですが、サクサク読めて、読後感も良かったです。
この作品を読んだのは、高野和明先生の作品では2作目ですが、私の中での赤川次郎先生、田中芳樹先生、今野敏先生、松岡圭祐先生などのように、すごく面白くて作品は無条件に全部読んでみたい、という感じの作家ではありませんが、不思議と他の作品も購入して読んでいます。

現在も1冊を少しずつ読んでいる途中です。
自宅で読み進めている作品は何冊も並行して読んでいるのでなかなか進みませんが、面白そうな予感がしています。




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