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SRO Ⅱ 死の天使 [富樫倫太郎]

1作目、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」でいきなりハマった富樫倫太郎先生の新警察小説シリーズの第2弾である「SRO Ⅱ 死の天使」。
読む前からかなり期待していました。

強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる...
栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。
担当患者が亡くなった責任を取らされ、退職を強要された看護師からの投書を調べるうちに、新九郎たちSROは奇妙なことに気づく。

まずストーリー的には期待通りで面白かったです。
最後の最後に犯人が分かるといった、よくあるパターンではなくて、かなり初期の段階で犯人が分かった状態でストーリーが進んでいくという斬新なパターンも面白いです。
続きが気になり、一気に読んでしまいました。

このシリーズ、1作目の時はそれほどでもないと感じていましたが、今はかなり人気のある作品になってるようですね。
続巻が続けて刊行されるのを見ても分かります。
2011年3月には第3弾が刊行されていて、第4弾が2011年秋に刊行予定ということです。
第3弾は既に読み終わっていて、第4弾が刊行されるのを心待ちにしています。




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