SSブログ

ブルータワー [石田衣良]

本の紹介を読んで面白そうだなと思って購入した「ブルータワー」。
「池袋ウエストゲートパーク」でお馴染みの石田衣良先生の作品です。
彼の作品にしては珍しくSF小説です。

悪性の脳腫瘍で死を宣告された男が、200年後の世界に意識だけがタイムスリップ。
200年後の世界は、地表には殺人ウイルスが蔓延し、人々は高さ2キロメートルの塔に閉じ込められていた。
その中では、人々は完璧な階層社会にあった。
現在と200年後の世界を意識が行き来することにより、現在も200年後も次第に変わっていきます。
200年後の世界を垣間見ることがこの男にとって何を意味するのか、世界にどのような影響を与えていくのか...

「池袋ウエストゲートパーク」的な感じを期待して読んだのですが、明らかに違いましたね。
表紙のイメージイラストをそのまま内容に投影して読んでしまったがために、200年後の未来の世界のイメージがはっきりと持てませんでした。
「階層社会」ということで、かなり以前に読んだコミック「Get Backers奪還屋」も思い出してしまってイメージがぐちゃぐちゃになりながら読んでいました。
全体的に読みづらい印象があって、読み終わるまでにかなり時間がかかりましたね。
読み終わって数ヶ月たっていますが、既に内容についても記憶があいまいになっています。
果たして結末はどんな感じだったのか...




nice!(44)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。