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機龍警察 [月村了衛]

警察小説を読み漁っていた頃に見つけて購入した「機龍警察」。
SFチックな警察小説で面白そうな感じがしました。
作家はもともとアニメの脚本であり、作家としては2010年にデビューした月村了衛先生です。

「機龍警察」は、近接戦闘兵器である機甲兵装「龍機兵(ドラグーン)」を導入した警視庁特捜部の活躍を描く近未来な感じの警察小説です。
1名の搭乗者のロボットっぽい感じがしますが、読んでいてもどんなものか全くイメージが沸きませんでした。
表紙のイラストにはロボットの手が描かれていますが、個人的には機動戦士ガンダムに出てくる作業用ロボットのようなイメージが頭の中をぐるぐると回っていました。
巻末でもいいので、設定資料などが欲しかったですね。
「龍機兵」のイメージが掴めればもっと面白いと感じたかもしれません。

結論を先に書いてしまいましたが、それほど面白いとは感じませんでした。
イメージが沸かなかったというのが最大の要因ですね。
読後感も「う~ん...」という感じでした。
もう少しスピード感、もう少しストーリーの盛り上がり、もう少しハラハラ感も欲しかった気もします。
ハヤカワ文庫でよくあるようなSF小説を読みなれていないというのもあるかもしれません。
最近のSF小説というのはこんな感じなんでしょうかね~。


この「機龍警察」、シリーズ化するんじゃないかなと思っていましたが、デビューから2作目は全く別の物語でしたね。
こちらはまだ購入してはいませんが...
「機龍警察」の続編が出たらどうするか...たぶん購入してしまうんでしょうね~。
そして、改めて1作目から読み返すことになると思います。




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