中途採用捜査官

ザ・テレビジョンで紹介されているのを見て、面白そうだなと思って購入した「中途採用捜査官」。
作家は佐々木敏先生。
どんな人かとWikipediaで調べてみようと思ったら同姓同名の違う人が出てきた。
カバーの折り返しに書かれている著者紹介を見ると、やっぱりIT業界のキャリアがあるようです。

「中途採用捜査官」は2004年に単行本で刊行され、2008年に徳間文庫から文庫化されました。
第1作目は結構分厚い上下巻で、さらに第2作目も600ページあります。


とりあえず第1作の上下巻のみ購入して読んでみたら結構面白かったです。
旅行業界で、しかもIT系の仕事をしている私にとってみれば、ストーリーも業界の話もかなりすんなり入っていけました。
ストーリーとしてはIT企業に勤める主人公が、企業のコンピュータに関わる犯罪に巻き込まれる中で、警視庁捜査二課に中途採用され活躍するというもの。

設定も面白いし、IT業界にも関わっていることもあって読みやすく、サクサク読めました。
特に第2作目の「SAT、警視庁に突入せよ！」は1作目以上のハイペースで読みました。

今のところ文庫化されているのはこの2作目まで。
2010年1月に単行本で刊行された3作目ですが、なんと来年1月にはもう文庫化されるらしい。
たぶんすぐに買っちゃいますね。
今から読むのが楽しみです。