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天使のナイフ [薬丸岳]

あるきっかけで手にとって読んでみた「天使のナイフ」。
作家は薬丸岳先生。
この作品が第51回江戸川乱歩賞を受賞してデビューしました。
この作家もほぼ同年代ですね。
なんでしょう、同年代の作家が多くて。

デビューがあと3年くらい遅かったら、もしかしたら直接知り合いになっていたかもしれないです。
ちょっとあいまいで申し訳ないですが、「あるきっかけ」というのはそんな感じで作家の名前を知って、興味を持ったので読んでみたということです。


「天使のナイフ」は少年犯罪をテーマにした作品です。
殺人を犯した三人は13歳の少年であったため罪に問われなかった。
その4年後、犯人の一人が殺され、当時の被害者の夫である主人公に容疑が向けられる。
少年犯罪の問題点を取り上げており、真相に向かうにつれスピード感が増して、読み終わった後、面白かったと感じました。
少年犯罪は難しい問題だし、法律には全く詳しくない私が軽はずみな事は言えないですが、考えさせられる作品でした。

文庫化されているのはこの作品を含めてまだ2冊だけ。
単行本で2冊刊行されていますが、そのうち1冊は予想では来年の春くらいには文庫化されそう。
文庫化されるのを心待ちにしています。
新作を出すのは1年に1作ペースのようですが、今年はまだ出ていません。
小説現代などには連載しているようですが...
願わくは新作もどんどん出してほしいと思っています。




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