SSブログ

ぶたぶたと秘密のアップルパイ [矢崎存美]

「ぶたぶた」光文社文庫シリーズの4作目、「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」。
2007年12月に刊行されています。
非常に軽い気持ちで読むことが出来る一種のファンタジー作品です。

イラストレーター森泉風子は、不思議な会員制喫茶店への特別招待券を手に入れた。
そこでは、誰にも話せない秘密をひとつ、店員に話さなくてはいけないというのだ。
その店員というのが...

見た目は可愛いぶたのぬいぐるみだが、中身は心優しき中年男・山崎ぶたぶただった。

客たちはみな、ここで心の荷物を下ろし、新しい人生へと踏み出す勇気をもらってゆく。

204ページという、通勤読みではまず片道で読み終わってしまうサイズ。
出来ることなら通勤時に2冊も持ち歩きたくないということもあって、自宅読み。
2時間もかからずに読めてしまいました。
今回もなんだかほのぼのとした気分になりました。
この作品で出てくるアップルパイ、食べてみたいですね~。

気軽に読めるこの作品。
今月に最新刊、文庫書下ろしの作品が刊行されました。
続刊が出るということはシリーズとしても今後も続いていくということ。
是非とも息の長いシリーズとなってほしいですね。
といっても実は第1作、単行本で刊行された「ぶたぶた」は、1998年に刊行されていて、意外に長く続いている作品なんですけどね...




nice!(29)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。